豊かな自然に囲まれた”源泉かけ流し”の温泉
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北海道ふとみ銘泉 万葉の湯

札幌市の中心部から約20km・車で約45分に位置する当別町。自然豊かなこの町は、生花・米の生産が盛んで、米の収穫量は石狩支庁内で一番と言われている。また町の西側にある太美(ふとみ)は、ベッドタウンとして発展著しい。そんな魅力たっぷりの当別町で愛さ続ける温泉施設が「ふとみ銘泉 万葉の湯」。当別町外からも数多くのお客さんが訪れる温泉の魅力をたっぷりとご紹介します。

弱アルカリ性の優しい泉質で「美肌の湯」と呼ばれるお湯

 この日は、前日の雪の影響で冬景色に逆戻り。風も強く3月とは思えない気候がとても残念。こんな日は暖かいお風呂に浸かってゆっくりしたいと思う温泉日和でした。当別町は、源泉の発見から100年以上の歴史を持つれっきとした温泉の町。万葉の湯は、源泉をそのままかけ流しにした「弱アルカリ性」の泉質が特徴です。この弱アルカリ性のお湯は、皮膚の角質を軟化させ、皮膚に付着した汚れや分泌物などをきれいさっぱり洗い流してくれる効果があるんです。そのため、入浴後はお肌がスベスベになる事から「美肌の湯」と呼ばれるようになったそうです。お湯のなめらかさも特徴のひとつで、入浴後も温泉成分が肌を包み込んでくれているような感覚になります。素晴らしいのはお湯だけではありません。露天風呂から石狩平野を一望できるロケーションも魅力のひとつだと思います。自然に囲まれながら暖かい温泉にゆっくり浸かれば、日頃の疲れやストレスの解消にもなるでしょう。

温泉だけじゃない! 一日過ごせる館内設備も充実

館内を歩き回ってみると、家族連れ・友人同士・カップルなど複数人数での来館が多い事に気が付きました。それもそのはず、万葉の湯は館内設備が充実しているので1日居ても楽しめる空間になっているのです。お風呂の後は食事処でご飯を食べてから帰る事もできます。貸し浴衣を着て休憩スペースで友人とのんびり過ごすのも良いでしょう。ゲームコーナー・キッズスペースもあるので子供も楽しめます。家族サービスや友人とワイワイ楽しくなど用途別に楽しめる所も人気のひとつなのだろうなぁと思いました。ちなみに万葉の湯は、タオル・バスタオル・浴衣を貸し出しているので手ぶらで訪れることができますよ。

編集後記

3月も下旬に差し掛かり、北海道も少しずつ暖かくなってきました。雪どけも進み本格的な観光シーズンの到来です。遠出するものもちろん楽しいですが、近場の行楽スポットにふらっと立ち寄るのもいいものだと私は思います。もっとお伝えしたい魅力がたくさんあるのですが書ききれませんでした…あとは読者の皆様が直接行って魅力を発見してみてください。札幌から45分なのでドライブがてら温泉へ行ってみてはいかがでしょうか?

店舗情報

北海道ふとみ銘泉 万葉の湯
  • URL:http://www.manyo.co.jp/futomi/
  • 住所:北海道石狩郡当別町太美町1695 MAP
  • アクセス:札幌から車で約45分(国道231号→337号経由)
         JR学園都市線「石狩太美駅」より徒歩3分
  • 営業時間:10:00~翌9:00
  • 定休日:年中無休
  • TEL:0133-26-2130
  • 駐車場:有(無料)