キッチンからの熱風を浴びながら汗だくで味わうカツカレーの旨さ「まる玉食堂」
まる玉食堂
南33条あたりにいい定食屋があるぞと聞きつけ、やってきました。
レトロな外観と暖簾の色使いが目を引く「まる玉食堂」。
こちら、もう創業60年以上になるのだそうです。
国道230号はしょっちゅう行き来しているにもかかわらず、一本裏手にこんなお店があったとは気がつきませんでした。この通りは、みゆき通りと呼ぶのですね。
さて、この日は昼時を少し過ぎた頃でしたが、満席の人気ぶり。
少し待つと、カウンターの一番奥の席が空きました。
しかし、暖簾をくぐった瞬間・・・店内の強烈な熱気に一瞬怯む我ら。
この日は30度近かったものの風があったので、むしろ外のほうが涼しかった!
扇風機は回っているのですが、もはや熱風攻撃。すごすぎる。
店内はカウンター5席、4名のテーブル席が2つで、それが全卓満席ということもあって熱量マックスです。
正直、改めようかな?と半分頭をよぎりましたが、おかあさんもこの暑い厨房の中一人で頑張っているんだ!と謎の気合を入れなおしカツカレーを注文しました。
汗だく必至。だが、サウナ行く手間もはぶけて一石二鳥。
おかあさんお一人でされているので、お水はセルフです。時間も少しかかります。
お一人でさぞかし大変かと思われますが、それでも順番に着々と料理を作り続けていく、おかあさん。背中が素敵です。
そしてワタシのカツカレーの順番がきました!嬉しい!
なんだかいつも以上に嬉しさがすごい。
空腹のせいか、この危機的状況のせいなのか・・・
そんな喜びを噛み締めつついただきます。美味しそう!
というか、ボリュームもなかなかすごいんです。ご飯は3膳分くらいあるのでは。
ワタシの後にオーダーした女性は、慣れた様子でご飯は半分でいいかな!とお願いしていました。
ルーは辛味が適度にあり、食が進みます。同時に汗も噴出す噴出す。
そしてカツがまた美味しいのです。やや薄めでカリっと揚がっていて好みでした。
配膳時にはちょっと多かったかと思いましたが、美味しくて気がつけばあっという間に食べきっていましたよ。
汗をかきかき食べるカツカレー、妙にはまりそうです。
こちらは同行者のカツ丼。こちらも美味しそうでした。
どちらもなんと600円と、価格も昭和のまま。
おかあさんの愛情と経営努力を感じるお店でしたよ。
定食やチャーハン、チャーメンなど他にも多数美味しそうなメニューがあり、再訪不可避ですね。
店舗情報
- まる玉食堂
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- 住所:北海道札幌市南区南三十三条西10-2-32 MAP
- アクセス:澄川駅から1,679m
- 営業時間:月・火・木・金・土 11:00 - 17:00
- 定休日:水・日
- TEL:011-581-0705
- 駐車場:無