十数年ぶりに？由仁町の名店「東京ホルモン」に行ってきました。

とにかく美味しかったという記憶が頭から離れず、また行きたいと思いながら十数年。

場所的になかなか伺う機会に恵まれませんでしたが、今回念願叶ってウキウキです。

由仁町なのに東京？と、ひとまず誰もが気になるその店名は、初代店主が元々東京のご出身で

約60年前に由仁町で馬具屋を営むようになった頃から「東京さん」という愛称で地元の方々に

親しまれていたことが由来だそうです。

「東京さん」が作るホルモン→「東京ホルモン」となったというわけですね。

店内は５５席程、カウンターと座敷席があります。

テーブル上には、このような専用鉄板がスタンバイ。

メニューにはホルモンをはじめ、レバー、サガリ、心舌、こぶくろ、舌元のラインナップ。

心舌、こぶくろ、舌元などは数量限定で売り切れることも多いようで、この日も心元はありませんでした。

サガリ、レバー、心舌の半人前盛り合わせのちょい盛りセットというものがあったので、そちらとメインのホルモン、野菜セット（玉ねぎ・もやし）を注文することに。

ちなみに、注文がタブレット式だったのは意外でしたね。デジタル化の波がここにも。

さて、料理が来るまでの時間は、食べ方を予習して待ちます。

随分前に来たきりだと、やはりあまり覚えてないものですね。

しかし、詳しく書いてくれているので、初めての方でも安心ですよ。

とか言いながら、お肉が来る前に鉄板を温めていたほうがいいのかな・・・と思い立ち、

火を点けようとしたら、こげちゃいますからまだ点けないでくださいと言われてしまいましたが。

これだから、ビギナーは・・・ですね、失礼いたしました。

そんなこんなで１０分程でホルモン到着。

鉄板の上にお店の方が、お皿からどさっとホルモンを流します。

そうしましたら、火を点けて。

すかさず、卓上に置かれている秘伝の味噌だれを投入！

全体に良く味噌だれを絡ませたら、お肉に火を入れていきます。

そして、お肉の色が変わってきたら、野菜セットもイン！

最後は全体をしっかりと混ぜ合わせて、出来上がりです。

香りがたまりません～この香りだけでご飯何杯かいけそうってやつ。

一口食べたら記憶が蘇りました。そうそうこの味！

コクのある味噌だれが最高！ホルモンはどれも本当に臭みなし。

ホルモンは薄めですが、個人的にはこのタイプがドストライク。

ご飯と合わせて、いくらでも食べられてしまいそうです。

思わず追加オーダーしてしまいましたね。

たれの染みこんだ野菜も絶品でございました。

いや～、なかなか何かのついでで立ち寄りやすいようなお店ではないかもしれませんが、

これを食べるためだけにくる価値があると思いましたね～。

有名店ではありますが、もしまだ未訪の方がおられましたら、皆様も是非でかけてみてくださいね！