パセオ1Fという好立地にあって立ち寄りやすい「奥芝商店 実家」のスープカリーは、海老の出汁がしっかり効いているのが特長です。

待合席にある『けろっぴ』が世代的に気になる私・・・今も『けろっぴ』って、あるんですかね？

とまあ、そんなことはさておき、入店入店。

こちらのお店はやはり高アクセスということもあり、行列していることが多いですが、タイミングがよければスッと入れることも。

空いていたら、入っちゃいましょう！

お店に入ると、実家ということで『〇名様、おかえりでーす！』の掛け声とともに、全スタッフから『おかえりなさーい！』と声をかけられます。

少し気恥ずかしい気持ちになりつつも店内に案内されると、そこには実家をイメージしたと思われる畳の間やレトロな空間が広がっており、懐かしい気分になります。

奥芝商店ヒストリーの載ったメニュー。

メニュー数はなかなか多く、スタンダードなものからオリジナリティあふれるものまでありますが、基本となるスープカレー自体は全て海老の出汁で作られたものとなっています。

ちなみに、この日の気分が完全に海老！えび！！EBI！！！だった私。

カレーからトッピングまで海老だらけの『えびづくしのカリー』を頂く気満々だったのですが。

なんと残念なことに売り切れ、オーマイガ。

仕方ありません！気持ちを切り替え、こうなったらちょっと豪華に行ってやろうと『きのこガーリックと宗谷黒牛100％鉄板焼きおくしばーぐカリーの巻』をセレクト！よし、言えた！

辛さは中辛！あとは待つのみ！！

こちらのお店は出来上がりまで少し時間がかかりますが、のんびりと待ちます。

人気店ですし、手の込んだものが出てきますので、ここにくる時は気持ちと時間に余裕がある時がいいかもしれません。

さて、スープカレーがやってきましたよ！

まず、その器の大きさにびっくり！立派な器です。

この器、実家店だけで使われている1500年の歴史をもつ『今城焼』のものだそう。

持ってみてもずっしりです。

肝心のカレーも、大きな野菜がゴロゴロ入っていて美味しそう！スープからは海老のいい香り。

食べてみると、やはり一番には海老の濃厚な旨みがガツンときます。

宗谷黒牛のハンバーグも美味。お肉の甘みと海老出汁の旨みがからまり、いい感じです。

それから、スパイスの風味、野菜やきのこ、ガーリックチップスなどの味わい。

レンコンなど火の入り加減も絶妙ですね。

海老の出汁の味わいが強いので、一般的なスープカレーのようなスパイス感は少し控えめかもしれません。

また、海老の甘みがあるので、普段食べる辛さより一段階辛くしてみてもいいかな、と個人的には思いました。

しかし、食べ応えがあるなあ！

ライスにレモンをつけてくれるのが、個人的には良かったです。

スープが濃厚なので、レモンが口中をさっぱりとさせてくれ、非常にいい仕事をしてくれました。

次こそは、えびづくしカリーを食べたいと思います！